秋になると増加する傾向にあるのは「秋バテ」や「秋の花粉症」の他に、
「気管支喘息(ぜんそく)」があります。
最近、朝方に咳がよく出たりしていませんか?どうもSHIBAです。
秋バテで体調を崩すことがきっかけで気管支喘息になることもありますから、
体調管理には気をつけたいところです。
気管支喘息は、気管支(空気の通り道)が炎症を起こし狭くなることで、
呼吸困難をきたすアレルギー性疾患です。
アレルギー性というくらいだから、ハウスダストやダニなどを吸い込むことが原因になりますが、気温や気圧の変化が発作の引き金になりやすいと言われています。
だから季節の変わり目(特に秋)に好発するようです。
秋は台風とか急に低気圧になったりしますからね。
また夜中から明け方にかけてが発作が多いのも特徴です。
要は急に気温が下がったりすると自律神経が乱れたり体調を崩したり・・・
そこへ吸入したアレルゲン(アレルギーの原因になるもの)にアレルギー反応を起こして気管支が炎症すると・・・明確なことは解明されていませんが、そんなところです。
あ、そうそう。
気管支喘息は普通の喘息とはチョッと違いますよね。
普通の喘息とは「咳(せき)喘息」のこと。
咳喘息は慢性的に乾いた咳が続く症状です。何ヶ月続くことも。
しかし気管支喘息のような気管支の炎症はないので、
呼吸困難になるわけではありません。
気管支喘息の場合は、息を吐く時にヒューヒューという音がする違いがあります。喘鳴(ぜんめい)と言うんですけどね。
咳喘息には喘鳴はありませんが、それでも約3割の人が気管支喘息に移行するとも言われています。
まあ、そんなワケだから気管支喘息にならないように予防するとすれば、
まず風邪を引かないこと。
手洗いやうがい、体力の付く食事を心がけることが基本でしょうね。
アレルゲン対策としては、
・室内の掃除は入念に。カーペットやソファなどはアレルゲンがたまりやすい
・エアコンのフィルター掃除をこまめにする
・空気清浄機を活用する
・ペットの毛やノミやダニも原因になるのでちゃんとお手入れをする
・布団は丸洗い
などなど。気になる人は自分でも調べてみて下さい。
喘息は子供に多いから親がしっかりと観察してあげることが大切です。
(天気予報のチェックも効果ありそう SHIBA)