歯は元気ですかっ!?
歯が元気なら何でも噛める。
1・2・3・HAあぁぁぁぁ!!どうもSHIBAです。
実は僕、夜の入浴時に浴室で歯を磨く習慣があるんですが、
去年あたりからかな?「お風呂での歯磨き」が健康や美容に良いと評判になりましてね。
別に分かっててやっていたわけではありませんが・・・
でもまたなんでお風呂で歯を磨くと良いんでしょうね?
入浴中の歯磨きのメリットとしてよく言われているのは3つ。
①丁寧に歯磨きができる
洗面台での歯磨きは面倒くさくてパパッと済ませてしまう人は多いと思います。
時間が無かったり、寒かったり、立った状態が疲れたりなど苦痛を感じる人にはね。
でもこれが浴室で座りながらだと、入浴ついでだし、またリラックスして行えるので気が付けばしっかりブラッシングできていたりするんですよね。
いやいや僕もこれは実感するところではあります。
②シャワーの刺激が歯茎に良い
シャワーの刺激が歯茎の血行を良くしますので、歯周病予防も期待されています。
③若返りホルモンが分泌される
問題はこれ。
お風呂で歯磨きをするとサラサラな唾液が出ますが、これにより寝ている間に成長ホルモンの一種である『パロチン』が分泌されるらしいのです。
ネット上では、このパロチンが若返りホルモンとも呼ばれていて、全身の細胞の代謝をよくしてくれる美容効果があるというのですが・・・これがよく分からない。
パロチンが良いと言いながら、具体的にどう良いのかが、誰も紹介していない。
つまり科学的根拠が示されていないんです。
唾液腺ホルモンだということは分かるんですが、それ以上の情報が無い。
本当に美容に良いんでしょうか?眉唾物です。まあツバではありますが(笑)
パロチンはまだまだ解明が進んでいない未知のホルモンで、
すでに知られている機能としては、これは動物における研究ではありますが、
唾液腺を取り除かれると骨の発育が止まることが分かっています。
これはヒトにも言える可能性が高いようなのですが、
ここから「美容に良い」との噂が広がっているのでしょうか?
これは想像ですが、唾液腺からこのような骨の形成に関与するホルモンが分泌されているのは、
食事による歯の酸性化を防ぐためではないでしょうか。
唾液にはいろいろな酵素が含まれています。
でんぷんを分解する酵素アミラーゼ。さ
細菌を殺菌する酵素リゾチーム。
活性酸素を除去する酵素ペルオキシターゼやカタラーゼなど唾液には多種多様な成分が含まれています。
特に酸化を防ぐ、いわゆる抗酸化物質が多く含まれていますが、
この作用が体内に活性酸素が侵入するのを防ぐとともに、歯が酸化するのを防いでいます。
歯が酸化するとは、歯が溶けること。
歯は飲食物に含まれる酸によってカルシウムが溶け出します。
物を食べると唾液が出るのは、この唾液によって「再石灰化」といって酸化を防ぎ歯を修復するためです。
だから酸っぱいものほど唾液が出るでしょ。あれはそういう理由のため。
パロチンはこの酸化を防ぐ酵素を分泌させるためのホルモンかもしれません(あくまでも想像です)
このパロチンが歯のみならず、体内においていろいろと修復作用をもたらしている可能性はありますよね。だから若返りホルモンと呼ばれるのかも。
いずれにしても、これがお風呂で歯磨きすることとどう関係するのかな?
(結局わからん SHIBA)