重い物を持つと、ついついそれで筋トレをしてしまう、ダイエット中のどうもSHIBAです。
ダイエットには食事と運動が大きく関係しているのは言わずもがなですが、睡眠もまた大きな要素。
睡眠の質と時間がダイエットの大きなポイントです。
眠りの質が大事なのは分かるけど時間も?と思われるかもしれませんが、どうやら睡眠時間も大きく影響しているようなんです。
ところで人は睡眠中に「2大痩せホルモン」と呼ばれるホルモンが分泌されているのをご存知でしょうか。
2大痩せホルモンとは「成長ホルモン」と「コルチゾール」のこと。
成長ホルモンとは、骨や筋肉の成長などを促進するホルモン。
筋肉を成長させることは基礎代謝力をアップさせるということでしたね。
『【美容】 ダイエットで意識しなければならない習慣は「食事」「運動」そして「○○」 (前編)』 参照
また、成長ホルモンには日中傷ついた皮膚などの細胞を修復する作用もあります。
つまり新陳代謝にも有効なホルモンといえます。
睡眠中は代謝の時間なわけですが、代謝には「基礎代謝・活動代謝・食事誘導性熱産生」などの活動エネルギーを消費する代謝の他に、古い細胞を新しい細胞に生まれ変わる「新陳代謝」もあります。
成長ホルモンはダイエットのみならずアンチエイジングにも重要なホルモンだといえますね。
そしてコルチゾールとは、脂肪や糖質を燃焼を活性させるさせる正に肥満防止ホルモンです。免疫力をコントロールする作用もあるようです。
そしてここからが興味深い所なのですが、
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠がありますよね。
ノンレム睡眠=深い眠り
レム睡眠=浅い眠り
人は眠りにつくと、まずはノンレム睡眠の状態から始まり、レム睡眠と交互に繰り返しますが、
このサイクルが2大痩せホルモンの分泌と関係しているとのことなんです。
成長ホルモンは寝入りから3時間以内に集中(特に最初の1時間)、つまりノンレム睡眠中に分泌され、
コルチゾールはその後、成長ホルモンと交替で、つまりレム睡眠中に分泌されます。
なので睡眠時間が短く、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルを繰り返すことが出来ないと、睡眠に満足感が得られないばかりかコルチゾールの分泌まで辿り着かないことにもなりかねないわけです。
睡眠の質だけでなく時間も重要だと言っていたのはそのため。
睡眠不足はダイエットにもアンチエイジングにも悪影響だったんですね。
では眠りの質が高くてぐっすり眠るには、どうすれば良いのか・・・
それは血行を良くすること。自律神経のバランスを整えること。リラックスした状態で眠ること。
つまり「入浴」です。
入浴の一番の効果はリラックスする事だということは、これまで何度も言ってきたことですが、
間接的にダイエットにも効果があると言えそうですね。
『【美容】 入浴でダイエットできるってホント? 誤解と真実』 参照
(寝る子は育つとは本当だった SHIBA)