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【健康】 サウナは心疾患の死亡リスクを下げることが判明?



『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』という健康本が100万部を超えるベストセラーになっているそうです。

ふくらはぎマッサージするだけで血液循環の改善になるということが、読者の関心を惹き付けているみたい。

これが「ふくらはぎ」でなく「おっぱい」だったらもっと売れていたんだろうな・・・あ、いえ何でもああありません、どうもSHIBAです。



最近では他にも売れている健康本が増えているらしく、ちょっとした健康本ブームの到来を感じさせます。

僕も関心があるのでよく読んでいるのですが、最新の情報はやはりネットで得ることが多いです。

最近ではこんなニュースがありました。

サウナ

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20150224032405a
時事通信:サウナ通いに寿命延長効果の可能性、フィンランド研究


東フィンランド大学による研究では、
サウナを頻繁に利用する男性は心疾患で死亡する可能性が低いことが判明したと報告されました。

調査対象は中年男性約2300人を、サウナを利用する頻度が週1回グループ、週2~3回グループ、週4~7回グループとに分け、突然死亡リスクの違いを比較したものです。

上記の本文を整理すると

サウナを利用する頻度が1回のグループと比較して


【突然心臓死リスク】

週2~3回グループ = 22% 減少
週4~7回グループ = 63% 減少

【冠状動脈性心臓病リスク】

週2~3回グループ = 23% 減少
週4~7回グループ = 48% 減少

【心疾患による死亡リスク】

週2~3回グループ = 27% 減少
週4~7回グループ = 50% 減少

【全死因死亡率】

週2~3回グループ = 24% 減少
週4~7回グループ = 40% 減少


と、このようにサウナをよく利用するほどリスクが低かったことが分かりました。

今回の研究で、
「サウナ入浴と心臓血管の健康とを関連付けている潜在的メカニズムを立証するには、さらに研究を重ねる必要がある」
と結論付けられています。

サウナが心臓によい理由は不明だということなので、サウナと心臓の因果関係を示したものではないということは注意しなければならないでしょうね。

また、調査対象がサウナ大国フィンランドによるものですから、日本でも当てはまるかどうかは不明。
ふだんサウナを利用しない人が真似をするのは場合によっては危険かもしれません。


とはいえ、このような結果報告があったのは興味深いです。

サウナで身体が温まり、血管が拡張して血流が良くなるというのは想像に容易です。
ですが、それならば入浴した場合にも同じことが言えるので、サウナでなくても良さそうです。

ただ、入浴では得られないサウナのメリットとして「水圧がかからない」というのがあります。

なのでサウナには心臓負担がかかりにくいのかもしれません。


高血圧の人にとってサウナは強い味方になりうるか?

僕にはまだまだ疑問がありますが、少なくともサウナ後の水風呂は注意した方がいいでしょうね。
急激な温度変化は血圧によくありませんから。


(何でも鵜呑みにするのは危険 SHIBA)